被災67周年3・1ビキニデー全国集会の視聴のご案内

被災67周年31ビキニデー全国集会の視聴のご案内

来る3月1日、被災67周年3・1ビキニデー全国集会をオンラインによって開催をいたします。

ご承知の通り、1945年8月6日にヒロシマに、8月9日にナガサキに原爆が投下されました。ヒロシマでその年のうちに14万人が、ナガサキでは約7万人が死亡したとされています。ところが、報道統制によって戦争が終わって直ちに広島、長崎の被爆の実相が日本国民の多くに知れ渡ったわけではありませんでした。多くの日本人が核兵器の恐ろしさを実感したのは、それから9年目の1954年でした。それは、3月1日、マーシャル諸島ビキニ環礁で米国が実施した水爆実験でマグロ漁船「第五福竜丸」の乗組員23人全員が被曝し3月14日に焼津港に戻り、それを聞きつけた新聞記者が3月16日、スクープとして報じたのが始まりです。

9月23日には、無線長の久保山愛吉さんが放射能症で亡くなり、放射能で汚染されたマグロが全国に出回るようになって、日本国民全員の問題として受け止められたのです。そして、署名運動が起こり、翌年の1955年、ちょうどヒロシマ、ナガサキの原爆投下から10年目に、初めて原水爆禁止世界大会が開かれたのです。

私たち原水爆禁止静岡県民会議は、静岡県平和・国民運動センターと共に、被爆者援護、核兵器廃絶、脱原発を大きな柱として運動しています。原水爆禁止日本国民会議の初代議長である森滝一郎氏は、「核と人類は共存できない」とする有名な言葉を残しています。そして原水禁は、「いかなる国の核実験にも反対」を表明し、「核の平和利用」と言われる「原子力発電」も人類にとって制御できない危険な存在として「脱原発」を全国各地の市民運動、住民運動とともに運動しています。その原点は、ヒバクシャの声を大切にするところから始まっています。

 

この度は、詩人のアーサービナードさんに「核兵器禁止条約と私たちの取組み(仮)」と題してお話をして頂きます。アーサービナードさんは1967年、米国ミシガン州に生まれ、大学卒業と同時に来日、日本語での詩作を始め、詩人、翻訳家として幅広く活躍されています。同じ米国の画家、ベンシャーンが描いた第五福竜丸の連作に詩を書いて絵本として出されたのが、「ここが家だ ベンシャーンの第五福竜丸」です。他にもヒロシマを扱った「ドームものがたり」や、丸木位里、丸木俊の絵にアーサービナードさんが脚本を務めた「ちっちゃいこえ」という紙芝居も出されています。

オンラインという形式ですが、ぜひ、ご視聴されることをお願します。